- 院長ブログ
- 2025/07/07
■ 銀歯の“黒ずみ”が気になる…どうすればいい?
こんにちは、峰歯科・矯正歯科クリニックのKSK(けいすけ)こと峰啓介です。
■ 「昔入れた銀歯、なんだか黒くなってきた…」
鏡を見たとき、ふと気になる奥歯の黒ずみ。
「銀歯が変色してきた?」「もしかして虫歯?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、銀歯の“黒ずみ”がどうして起こるのか、そしてどう対処すればいいのかをお話しします。
■ 黒ずみの原因は、金属の“溶け出し”や“境目の変化”
銀歯の黒ずみの主な原因は以下のようなものです:
-
金属イオンの溶け出し
→ 長年使用することで、銀合金が唾液と反応し、歯質に黒っぽく沈着することがあります -
セメントの劣化やすき間
→ 詰め物や被せ物の“ふち”から細菌や汚れが入り込み、二次虫歯になりかけて黒く見えることも -
虫歯ではない変色
→ 歯の内部ではなく表面の金属による影響なので、すぐに削る必要がないケースもあります - 実際虫歯になっていた場合→治療が必要になります
つまり、見た目は黒くても、すぐに再治療が必要とは限らないということです。
■ 気になるなら、まずチェックを。
当院では、銀歯の黒ずみが気になる場合には、まずレントゲンや視診で状態をしっかり確認します。
-
虫歯やすき間がある場合
→ 再治療をおすすめします(必要に応じてCRやセラミックで対応) -
すき間がない場合
→ ただちに治療の必要はありません。しかし、微細なすき間があるからこそ変色するので、気になるようでしたらできるだけ歯を削らないようにやりかえます。
いずれにしても、歯を削るのは最小限でやりかえます。
■ もし治療にいたっても、ほとんどの場合保険でも治療できます
そのような詰め物のやりかえの場合、当院ではいくつかの方法をご提案しています。
-
保険の白い被せ物(CAD/CAM冠)
→ 条件により使用可能。見た目も自然です -
コンポジットレジン(CR)での修復
→ 詰め物レベルであれば、保険内で白くできます -
自費のセラミック治療
→ より審美性・耐久性を求める方にはこちらをご案内します
黒ずみが気になる…ご相談は大歓迎です。
■ まとめ:「黒い=すぐ治療」ではありません
銀歯が黒くなってきたとしても、それだけで慌てる必要はありません。
まずは本当に問題があるのかを確認し、必要なら適切に、不要なら経過観察で十分です。
「見た目も気になるし、虫歯だったら心配…」
そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。
最善な治療方法、一緒に考えていきましょう。
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