- 院長ブログ
- 2025/07/03
■子供の 定期検診で“虫歯ゼロ”は本当に可能なのか?
こんにちは、峰歯科・矯正歯科クリニックのKSK(けいすけ)こと峰啓介です。
「毎日きちんと磨いてるのに、また虫歯が…」
「定期検診って、どこまで意味があるんですか?」
保護者の方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
今回は、“虫歯ゼロ”を目指すうえで、本当に大切なことをお話しします。
■ 虫歯は「食生活」と「生活習慣+少しの運」
お子さんの虫歯の多くは、3歳くらいまでの食生活と生活習慣がベースになっています。
・甘い飲み物やお菓子を食べる頻度
・だらだら食べの習慣
・保護者の方に虫歯があるかどうか(虫歯菌の感染)
などが、知らず知らずのうちに影響してきます。
加えて、歯の質や唾液の量など、生まれ持った要素(いわば“運”)も関係します。
つまり、「歯磨きさえしていれば大丈夫」というものではないのです。
■ 定期検診の目的は、“永久歯に虫歯を作らない”こと
私たちが最も重視しているのは、「永久歯に虫歯を作らせない」こと。
乳歯で虫歯ができてしまっても、その後の生活習慣を整えれば、永久歯ではゼロに近づけることができます。
だからこそ、乳歯の虫歯をきっかけに環境を変えていくことが大切です。
そして、定期検診では次のようなことを行っています:
✔ 歯みがきの仕方や磨き残しのチェック
✔ 永久歯への生え変わりの確認
✔ 噛み合わせや歯並びの変化のチェック
✔ 必要に応じたフッ素塗布(保護者と相談のうえ)
✔ 虫歯になりにくいように、紙面研磨(さまざまなフレーバーの歯みがき剤使用)
単なる“虫歯の有無を見るだけ”の検診ではなく、今と未来を見据えた診断とケアを行っています。
■ もし虫歯が見つかったら…その対応も大切です
「それでも虫歯ができてしまったら?」という心配もあると思います。
・永久歯に虫歯ができた場合は、できるだけ早く発見して最小限で治療
・乳歯の場合は、進行具合や時期を見て要相談。すぐに削らないこともあります
子どもの虫歯治療は、「見つけてすぐ治す」よりも「どう扱うか」の判断が大切です。
だからこそ、検診の中での“見極め”が重要になってきます。
■ 「虫歯がないとき」こそ、通う意味があります
「今は大丈夫そうだから、まだいいかな…」
そう思っているうちに、次のタイミングを逃してしまうこともあります。
虫歯は、「痛くなる前」に見つければ、削らずに済む可能性が高くなります。
定期検診は、“予防”だけでなく“早期発見・判断”のためのものでもあります。
ぜひ、虫歯ゼロの永久歯を一緒に目指していきましょう。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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