峰歯科・矯正歯科クリニック｜伊賀市の歯医者｜一般歯科・矯正歯科・小児歯科から審美・インプラントまで幅広く対応

こんにちは、三重県伊賀市の歯医者、峰歯科・矯正歯科クリニックの院長KSK（けいすけ）こと峰啓介です。

冬になると、肌や喉と同じように “口の中も乾燥しやすくなる” ことをご存じでしょうか？

実はこの口の乾燥、

虫歯・歯周病・口臭 が増える大きな原因になります。

今日は、冬に特に注意したい“お口の乾燥”についてお話しします。

■なぜ冬は口の中が乾燥するの？

冬は気温と湿度の低下に加え、暖房を使う時間が長くなるため、体全体が乾燥しやすい季節です。

すると、口の中の潤いを保つための 唾液の量が減りやすくなる ため、トラブルが増えます。

■唾液が減ると何が起きる？

① 虫歯になりやすくなる

唾液には

・汚れを洗い流す

・酸を中和する

・歯を修復（再石灰化）する

といった非常に重要な働きがあります。

乾燥して唾液が減ると、これらの機能が弱まり、虫歯リスクが一気に上がります。

② 歯周病が悪化しやすい

細菌が増えやすくなるため、歯ぐきの腫れや出血が起こりやすくなります。

③ 口臭が強くなりやすい

口の中が乾燥して細菌が増えると、冬は特に “朝の口臭が強くなる” と感じる方が増えます。

■ 冬にできる乾燥対策

① 水分を意識してとる

のどが渇いていなくても、こまめに飲むのがポイントです。

② 部屋の湿度を上げる

加湿器や濡れタオルを使って、環境づくりをするだけでも大きく変わります。

③ マスクを活用する

外出時だけでなく、乾燥しやすい室内でも役立ちます。

④ 寝ている間の“口呼吸”に注意

口を開けて寝てしまうと、どうしても乾燥しやすくなります。

しかし、睡眠中は自分で気をつけることができません。

実はこれは 歯並び・噛み合わせが原因になっていることがあり、矯正治療で改善できるケースがあります。

特に

・上下の前歯が閉じにくい

・自然に口が閉じない

・舌の位置が下がりやすい

といった方は、睡眠中に口が開きやすく、乾燥と同時に、いびきや睡眠の質にも影響します。

気になる方は一度ご相談いただければ、状態を確認し、必要に応じて改善の方向性をご提案できます。

■ 乾燥が気になる方は早めのチェックを

冬は、虫歯や歯周病が増える季節です。

「朝起きると口の中がネバつく」「最近乾燥しやすい」などの症状がある方は、一度状態を確認しておくと安心です。

伊賀市で予防歯科や矯正相談をご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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