こんにちは、三重県伊賀市の歯医者、峰歯科・矯正歯科クリニックの院長KSK（けいすけ）こと峰啓介です。

今回は、保護者の方からよくご相談いただく

「子どもの癖と歯並びの関係」についてお話しします。

お子さんの歯並びは遺伝もありますが、実は 毎日の小さな癖 が大きく影響します。

気づかないうちに歯並びを乱す力が働いていることも珍しくありません。

■ 歯並びに影響しやすい“代表的な癖”

① 指しゃぶり

3〜5歳を過ぎても続くと、前歯が前に押し出されやすく、出っ歯や開咬の原因になります。

② 舌癖（舌突出癖）

飲み込みのたびに舌を前に押し出す癖です。

出っ歯・すきっ歯・開咬などに強く関わることが知られています。

③ 下唇を噛む癖

何気ない癖ですが、上の歯を前に、下の歯を後ろに押す力が働くため、出っ歯を助長したり噛み合わせがズレることがあります。

④ 低位舌（舌が常に下にある状態）

本来、舌は上あご（口蓋）に軽く触れているのが正常です。

舌が下にある状態が続くと、

舌が下顎前歯を前に押すため“反対咬合（受け口）につながる”ことが多いのが特徴です。

これらの癖に共通するのは、自力で治すのは困難であるということです。

特に小さなお子さんに「舌を上にしてね」「唇を噛まないように」と声をかけても、意識して続けることはまず不可能です。

癖は“無意識下の行動”だからです。

■ でも大丈夫。然るべき時期に矯正すれば間に合います

癖が原因で歯並びに影響が出てきても、成長期のうちに対応すれば改善可能です。

当院では

・小さい子に無理を押し付けません

・然るべき時期に然るべき処置を

・日本矯正歯科学会認定医による精密な矯正診断

を行い、お子さんの成長に合わせた治療をご提案しています。

「癖のせいで歯並びが悪くなってきた気がする」

「口がポカンとしている」

「受け口っぽい気がする」

このような症状がある場合は、早めにご相談いただけると安心です。

伊賀市でお子さんの歯並びや癖が気になる方は、お気軽に峰歯科・矯正歯科クリニックへご相談ください。

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