- 院長ブログ
- 2025/06/04
「なるべく神経を残したい」 症状のない虫歯で大切にしたい治療の選び方
こんにちは。**峰歯科・矯正歯科クリニック 院長のKSK(けいすけ)**です。
今日は、「神経を取るかどうか」がテーマです。
虫歯が進んでしまったときに、
**「神経は取るしかないですね」と言われてしまった…**という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、当院での考え方をご紹介したいと思います。
■ 神経を取る必要がある歯とは?
神経の治療(根管治療)が必要になるのは、歯の神経が炎症を起こしている、または壊死している場合です。
そのサインとしては、
- ズキズキと強い痛みが続いている
- 夜も眠れないほどの激痛がある
- 噛むと響くような感覚がある
こういった症状がある場合は、神経を残すことが難しいケースが多く、治療を急ぐ必要があります。
■ 症状がない虫歯ならば、神経を残せる可能性があります
一方で、**「痛みはないけど、虫歯が深い」**という場合はどうでしょうか。
こうした症状のない虫歯の場合、歯の神経に近い部分まで虫歯が進行していても、処置の仕方によっては神経を残せる可能性があります。
当院では、慎重に虫歯を除去し、可能なかぎり歯の神経を取らないように心がけています。
■ とはいえ「絶対残せる」とは言えません
神経を残す処置は、慎重に行っても治療中に露髄(神経が見えてしまう)することがあります。
そのため、露髄の可能性がある虫歯の治療をする際に、
「神経を残せる可能性はあるが、処置中に取らざるを得なくなる場合もある」
ということを出来るだけお伝えするようにしています。
実際予想外に虫歯が進行していて、露髄に至る場合もあります。
“絶対に残せる”とはお約束できないですが、出来るだけご納得頂きつつ、最善の治療をするように努めています。
■ 歯を長持ちさせるには“神経を守る”ことがカギ
神経を取った歯は、神経がある歯に比べてどうしてももろくなります。
そうすると健全な歯と比べて、将来的に割れたり、感染しやすくなったりといった可能性が高くなります。
そのため、出来るだけ神経を残す努力をします。しかし、神経を残したからからこそ、染みるなどの症状が出る事があります。
その場合、経過観察したり、知覚過敏の処置をしたりしますが、症状がひどい場合結局神経を取る事になる事もあります。この辺は、患者様と相談しながら処置させて頂きます。
という事から、やはり虫歯を早期に発見し、なるべく神経を残す治療がとても大切なのです。
■ 迷ったときは、お気軽にご相談ください
当院では、歯の状態に応じて「削る」「残す」「経過観察」など複数の選択肢を提示し、患者さんにご自身で選んでいただくスタイルを大切にしています。
「他院で神経を取ると言われたけど、少し悩んでいて…」というご相談も、遠慮なくお声がけください。
■ ご予約・ご相談はこちらから
あなたの大切な歯を、なるべく長く守るために。納得して治療を受けていただけるよう、丁寧にご説明いたします。
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